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オ ニ オ ン の つ ぶ や き

オ ニ オ ン の つ ぶ や き

人は人を裁かない

オニオンの嫌いなラジオの番組に、クラシック音楽の選曲をして4つほどの違う演奏家の録音したものを聴いてああだこうだと言うのがある。

聞いていて腹が立つ。

皆ナニナニ先生であって、好き勝手なことを言っている。

オニオンはどんなケースにせよ、人を批評することは嫌だ。

批評できるほど偉くないからだ。

イタリア語のクラスの教師は、先日はっきりと「誰それさんは弱い」「これは弱い誰それさんの為にやっているのだから、弱くない人は我慢してね。。」と名指しで言った。

オニオンはそれを聞いて、その教師と切れた。もう試験はしない。授業を受けに行くだけで、参加する気もしなくなったのである。

どんな大先生であっても、生徒や他人の批評はしてはいけない。

オニオンが子供の頃のこと、確か小学校5年の教師が、「君と君はあの一流大学へ行くだろう。しかし、君と君他は無理、せいぜい地方のどこそこだ。」と決めつけてしまった。彼はそうしてこれからまだ生えて延びてくる芽を潰してしまったのだった。当時のオニオンはそれを聞いて愛想をつかしたのだった。
この世には今もこういう輩が一杯いる。弱いモノは押しつぶされてしまうのだ。

幸いにオニオンはそれより以前の教師が非常に優秀な教師だったので、生き残ることが出来た。それは小学校2年の臨時の担任であった。彼は絶対に子供の将来を決めつけてはだめだ。無限の可能性があるのだからと常に言っていた。

もとより他人を裁くことなど出来ないのだ。特に子供は、大人も同じだが理解するスピードがのろくても、頭が悪いわけではない。それに何をもって頭が悪いとか良いとか言うのだ。

人間は皆同じなのだ。どんぐりの背比べなのだ。


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